そのネガティブ、本当にネガティブですか?~窓口相談員より~
2024年12月3日
- コラム

「当たり前のことしかやってこなかった」でも!?
シニアコーナー相談窓口でご利用者の方から相談を受けるなかで皆さんのこんなお話が気になっています。
「当たり前のことしかやってこなかった」
「特別アピールできることがない」
「転職しているから不利」
このようにご自身を過小評価していませんか?そんなお話を伺うと「もったいないな...」と感じる時があります。
就職活動はご自身の営業活動、応募書類はご自身の職業人生の年表そのものです。
見方を変えれば・・・
当たり前のことしかやってこなかった、ということは当たり前のことをやり遂げたことは組織における責任を果たし、様々な艱難辛苦を乗り越えてきた努力の証であり、忍耐力を備えているともいえます。
「強み」や「アピール」という言葉を他者と比較していたり、オーバーに捉えていませんか?
確かに転職回数を選考基準にする企業もあるでしょう。しかし、複数の企業経験は仕事の進め方、人間関係への対応力、メンタル耐性があるということにもつながります。
見方を変えればひとつひとつ積み重ねてきた経験や人柄は、唯一無二のご自身の財産と言えるでしょう。
振り返ってみるとネガティブなことだけではないはず
ご自身のすべてに光を当てて、一歩前進してほしいと願っています。
(窓口相談員)